金鑚神社
写真:Saigen JiroCC0 / Wikimedia Commons

金鑚神社

かなさなじんじゃ

御室山を直接拝む、本殿を持たない武蔵国二宮。

由緒とご神徳

武蔵国二宮とされる式内社(名神大社)。社伝によれば、日本武尊が東征の帰途、伊勢で倭姫命から賜った火鑚金(火打金)を御霊代として、天照大神と素戔嗚尊を御室山にまつったことに始まり、のちに日本武尊を合祀したと伝わる。この社の最大の特徴は本殿を設けないことで、背後にそびえる御室山(御室ヶ嶽)そのものを御神体として拝殿から直接拝む、山を神とする古い祭祀の形を今に伝えている。同様の形式を残す社は奈良の大神神社、長野の諏訪大社など全国でも数えるほどしかない。参道に立つ多宝塔は天文3年(1534)建立の国指定重要文化財。境内奥の御嶽山中腹には国の特別天然記念物「鏡岩」があり、社叢とあわせて太古の信仰の面影を色濃く残すお社である。

参拝のポイント

  • 拝殿の奥に本殿はなく、山そのものを拝む。この形式の意味を知って参拝したい。
  • 参道の多宝塔(国重文)は室町期の建立。朱塗りの姿が杉木立に映える。
  • 拝殿脇から御嶽山へ登ると特別天然記念物の鏡岩。往復40分ほどの軽登山。

御祭神・所在地

鎮座地
埼玉県児玉郡神川町二ノ宮
アクセス
JR八高線「丹荘」駅からタクシー約10分、関越自動車道「本庄児玉」ICから車約20分

※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。