
伏見稲荷大社
ふしみいなりたいしゃ
朱の千本鳥居、全国稲荷の総本宮。
由緒とご神徳
和銅4年(711)に稲荷山に神が鎮まったと伝わる、全国におよそ三万社あるとされる稲荷神社の総本宮。主祭神の宇迦之御魂大神は稲に象徴される食物・農耕の神で、ほか四柱とあわせて稲荷大神と総称される。五穀豊穣の信仰から、時代が下るとともに商売繁盛・家業繁栄の神として広く崇敬されるようになり、初詣の参拝者数は全国でも屈指の規模で知られる。本殿の背後から稲荷山へと続く参道には、祈りと感謝のしるしとして奉納された鳥居が幾重にも連なり、「千本鳥居」と呼ばれる朱の回廊は伏見稲荷を象徴する景観となっている。稲荷山全体が神域であり、山中の御塚を巡拝する「お山めぐり」の習わしも古くから続いている。山麓に建つ本殿は応仁の乱ののちに再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。
参拝のポイント
- 千本鳥居は奥社奉拝所へ続く二筋の回廊。朝の早い時間帯は人が少なく歩きやすい。
- 奥社奉拝所の「おもかる石」は、持ち上げた重さで願いの成就を占う試し石として親しまれる。
- 稲荷山を一周する「お山めぐり」は約2時間。四ツ辻からは京都市街が一望できる。
むすひ手帖の視点
商売繁盛の稲荷信仰は、五行でいえば実りの「土」が「金」を生む巡り(土生金)に重なる。こつこつ積み上げた仕事を実らせたい時期の参拝に。
御祭神・所在地
- 御祭神
- 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)ほか四柱
- 鎮座地
- 京都府京都市伏見区深草藪之内町
- アクセス
- JR奈良線「稲荷」駅下車すぐ、京阪本線「伏見稲荷」駅から徒歩約5分
- 系統
- 金運系
※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。


