葛城一言主神社
写真:Nankou Oronain (as36…(CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)
本当にいい神社100選

葛城一言主神社

かつらぎひとことぬしじんじゃ

一言の願いなら聞き届けると伝わる「いちごんさん」。

由緒とご神徳

葛城山の東麓、御所市森脇に鎮座し、葛城之一言主大神と雄略天皇をまつる。古事記には、葛城山で狩りをしていた雄略天皇の一行の前に、天皇と全く同じ姿の一行が現れ、名を問うと「悪事も一言、善事も一言、言い離つ神、葛城の一言主の大神」と名乗ったと記される。この故事から、一言の願いであれば何事も聞き届けると伝えられ、地元では「いちごんさん」の名で親しまれてきた。参道の石段を上った境内には、樹齢千二百年と伝わる大銀杏「乳銀杏(ちちいちょう)」があり、乳の出や子育ての祈願の対象とされる。境内からは奈良盆地を一望でき、周辺は葛城古道の一部として、高鴨神社・高天彦神社とともに歩いて巡る参拝者が多い。

参拝のポイント

  • 願い事は「一言」に絞って祈るのが古くからの作法。欲張らず、最も大切な一つを。
  • 乳銀杏は幹から気根が垂れる姿が特徴。県の天然記念物に指定されている。
  • 境内下の芭蕉句碑や、周辺の葛城古道の田園風景もあわせて楽しめる。
  • 毎年九月十五日の秋季大祭では、御所市の無形民俗文化財の神事が行われる。
むすひ手帖の視点

一言に絞るという作法そのものが、願いを研ぐ稽古になる社。あれもこれもと迷う人が、本当に望むことを確かめに参る社としてむすひ手帖では挙げている。

御祭神・所在地

御祭神
葛城之一言主大神(かつらぎのひとことぬしのおおかみ)、幼武尊(わかたけるのみこと・雄略天皇)
鎮座地
奈良県御所市森脇
アクセス
近鉄「御所」駅から奈良交通バス「宮戸橋」下車、徒歩約25分

※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。

参拝の記録

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