宗像大社
写真:Saigen JiroCC0 / Wikimedia Commons

宗像大社

むなかたたいしゃ

あらゆる道を導く「道主貴」の三宮。

由緒とご神徳

天照大神と素戔嗚尊の誓約によって生まれたと記紀が伝える宗像三女神をまつる。玄界灘の孤島・沖ノ島の沖津宮に田心姫神、大島の中津宮に湍津姫神、本土の辺津宮に市杵島姫神が鎮まり、三宮を総称して宗像大社と呼ぶ。『日本書紀』には、天照大神が三女神に歴代天皇を助け奉るようにとの神勅を下したと記され、三女神は「道主貴(みちぬしのむち)」と尊称される。あらゆる道を導く神として、海上安全はもとより交通安全の祈願で広く知られる。沖ノ島には四世紀から九世紀にかけての古代祭祀の跡がほぼ手つかずのまま残り、出土した約八万点の奉献品はすべて国宝に指定されている。二〇一七年には「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界文化遺産に登録された。

参拝のポイント

  • 辺津宮の高宮祭場は宗像三女神降臨の地と伝わる古代祭祀の場。社殿を持たない祈りの原形を伝える。
  • 神宝館には沖ノ島出土の国宝約八万点を収蔵。「海の正倉院」と称される充実の展示。
  • 中津宮の鎮まる大島へは神湊港からフェリー。島内の沖津宮遥拝所から沖ノ島を拝む。
  • 交通安全祈願の車のお祓いで名高く、九州では車内に宗像大社の御守を掛ける習慣が根づく。
むすひ手帖の視点

「道主貴」の御名が示すとおり、道を導く神。転機に進む方角を思い定めたいとき、暦や方位から見立てるむすひ手帖の道しるべとも響き合うお社である。

御祭神・所在地

鎮座地
福岡県宗像市田島(辺津宮)
アクセス
JR鹿児島本線「東郷」駅からバス(辺津宮)

※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。

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