三瀧寺
写真:大江万里(Public domain / Wikimedia Commons)
本当にいい神社100選

三瀧寺

みたきでら

三つの滝が流れる、広島の観音霊場。

由緒とご神徳

広島市西区の三滝山の中腹に伽藍を構える高野山真言宗の寺院で、大同四年(809)に弘法大師空海が開いたと伝えられる。境内には梵音の滝・幽明の滝・駒ヶ滝の三つの滝が流れ、寺名の由来となっているほか、原爆投下後には広島の平和記念式典に献水される水がここから汲まれてきた。参道に立つ朱の多宝塔は和歌山県の広八幡神社から昭和二十六年に移築されたもので、原爆犠牲者の慰霊のため迎えられた塔であり、広島県の重要文化財に指定されている。市街地からほど近いにもかかわらず杉木立と渓流に包まれた境内は、春の新緑と秋の紅葉の名所として知られ、中国三十三観音霊場の札所として巡礼者を迎える。

参拝のポイント

  • 境内には梵音・幽明・駒ヶ滝の三つの滝。滝の水は平和記念式典の献水にも用いられる。
  • 朱の多宝塔は原爆犠牲者慰霊のため紀州から移築された塔。県の重要文化財。
  • 紅葉の季節は広島市内屈指の名所。石段が多く、歩きやすい靴で参りたい。
  • 本堂の聖観世音菩薩に手を合わせたのち、滝の音を聞きながら境内をゆっくり巡る。
むすひ手帖の視点

三つの滝の水と、原爆の犠牲者を悼む祈りが重なる場所。流れ落ちる水に滞りを洗ってもらい、心身を建て直したいときに参りたい寺院として、むすひ手帖では神社と並べて紹介している。

御祭神・所在地

御祭神
聖観世音菩薩(本尊)
鎮座地
広島県広島市西区三滝山
アクセス
JR可部線「三滝」駅から徒歩約20分

※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。

参拝の記録

ログインして参拝を記録する