吉備津神社
写真:吉備津神社(公式サイトより・掲載許諾済み)
本当にいい神社100選

吉備津神社

きびつじんじゃ

桃太郎伝説の源流、比翼入母屋造の大社。

由緒とご神徳

吉備の中山の西麓に鎮座する備中国一宮。御祭神の大吉備津彦命は崇神天皇の御代に四道将軍のひとりとして吉備に派遣され、この地を平定したと『日本書紀』に伝わる皇子で、温羅と呼ばれる鬼を退治したという伝説は桃太郎の物語の原型ともいわれる。本殿と拝殿は室町時代の応永三十二年(1425)に再建されたもので、二つの入母屋屋根を前後に連ねた「比翼入母屋造」は吉備津造とも呼ばれる当社独自の様式として国宝に指定されている。本殿から南へ延びる約四百メートルの廻廊は、自然の地形に沿ってゆるやかに下る景観で知られる。御釜殿で行われる鳴釜神事は、釜の鳴る音の強弱で吉凶を占う古い神事で、上田秋成『雨月物語』にも描かれた。

参拝のポイント

  • 本殿・拝殿は国宝。前後に二つの棟を連ねた比翼入母屋造は全国に例のない様式。
  • 本殿から御釜殿・本宮社へ続く廻廊は約四百メートル。地形に沿って延びる眺めが名高い。
  • 御釜殿の鳴釜神事は釜の鳴る音で吉凶を占う神事。申込みは当日窓口で(不定休)。
  • 境内には宇賀神社(稲荷)や一童社など、学業・芸能に関わる摂末社が並ぶ。
むすひ手帖の視点

鬼を討ち吉備を治めたと伝わる皇子をまつるお社。仕事の勝負どころで背中を押されたいとき、また節目に厄を祓って再出発したいときに縁が深いとされる。

御祭神・所在地

御祭神
大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)
鎮座地
岡山県岡山市北区吉備津
アクセス
JR吉備線「吉備津」駅から徒歩約10分

※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。

参拝の記録

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