
熊野本宮大社
くまのほんぐうたいしゃ
よみがえりの聖地、熊野三山の中心。
由緒とご神徳
熊野三山の中心をなし、全国に数千社あるとされる熊野神社の総本宮。主祭神の家都美御子大神は素戔嗚尊と同一視される。平安時代、熊野は身分や浄不浄を問わずあらゆる人を受け入れる「よみがえりの聖地」として崇敬され、上皇から庶民までが列をなして参る様は「蟻の熊野詣」と称された。もとは熊野川の中州・大斎原(おおゆのはら)に鎮座していたが、明治22年(1889)の大水害ののち、社殿の一部を現在地に遷して今に至る。旧社地の大斎原には高さ約34メートルの日本一の大鳥居が立つ。神武天皇を導いたと伝わる三本足の八咫烏は熊野の神使として知られ、境内は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部をなす。檜皮葺の社殿は杉木立に囲まれ、熊野信仰の中心にふさわしい静けさを保っている。
参拝のポイント
- 158段の石段を上り、檜皮葺の社殿へ。参拝後は旧社地・大斎原まで足を延ばしたい。
- 大斎原の大鳥居は高さ約34メートル。田園の中に立つ姿は本宮を象徴する景観。
- 境内の黒い「八咫烏ポスト」から手紙を出すことができる。
- 熊野古道・発心門王子から約7キロを歩いて参拝する行程も人気がある。
むすひ手帖の視点
「よみがえり」の信仰を伝えるお社。厄年や停滞期の建て直しなど、一度立ち止まって出直したい節目の参拝先として挙げられることが多い。
御祭神・所在地
- 鎮座地
- 和歌山県田辺市本宮町本宮
- アクセス
- JR「新宮」駅・「紀伊田辺」駅からバス「本宮大社前」下車
※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。


