
サムハラ神社(奥の宮)
身を守る神字と造化三神の奥の宮。
由緒とご神徳
岡山県津山市加茂町の小高い山の上に鎮座し、天地開闢の初めに現れたと『古事記』が伝える造化三神、天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神をまつる。「サムハラ」の四文字は身を守る神字と伝えられ、古くから無事息災や弾除けの信仰を集めてきた。大阪市西区のサムハラ神社は、当地出身の実業家・田中富三郎が郷里の祠を再興したことに始まるとされ、この奥の宮はサムハラ信仰の発祥の地と位置づけられている。大阪の社で授与される指輪型の御守「御神環」が広く知られるようになってからは、その源流を訪ねて全国から参拝者が足を運ぶようになった。神職は常駐しておらず、静かな山上の社殿と眼下に広がる加茂の里の眺めが、隠れ宮らしい趣を伝えている。参拝者の間では「サムハラ神社は呼ばれた人しか行けない」「縁のある人は呼ばれる」と語られることがある。山あいの高台に鎮まり場所が分かりにくいこと、大阪の社の御神環の頒布が不定期で入手が難しいことなどから、たどり着けたこと自体をご縁と受け止める参拝者の声が重なって生まれた言い回しと言われており、神社が定めた言い伝えではない。とはいえ、道に迷いながらようやく石段の下に立ったとき、この言い回しに込められた実感は自然と胸に落ちる。
参拝のポイント
- 社殿は麓から石段を上った山上に鎮まる。神職は常駐せず、御朱印等は大阪の社が担う。
- 指輪型の御守「御神環」は大阪市西区のサムハラ神社での授与。奥の宮と混同しないよう注意。
- 「呼ばれた人しか行けない」との言い回しは、場所の分かりにくさや御神環の入手の難しさから生まれた参拝者の語りと言われる。公共交通の便は乏しく、事前の道順確認が安心。
- 社殿近くの日詰山展望台からは、加茂の穏やかな街並みを一望できる。
高御産巣日神・神産巣日神は、その名にそのまま「産霊(むすひ)」を負う生成の神。むすひ手帖の名の由来にあたる二神を正面から仰げる、全国でも数少ないお社のひとつ。
御祭神・所在地
- 鎮座地
- 岡山県津山市加茂町中原
- アクセス
- JR因美線「美作加茂」駅から車で約5分/中国自動車道・津山ICから車
- 系統
- 開運・厄除系
※ 参拝時間・御朱印・祭事などの最新情報は、必ず神社の公式発表をご確認ください。 記載内容に誤りがある場合は、お問い合わせよりご指摘いただけますと幸いです。
参拝の記録
記録には姉妹サイト共通のポイント(1pt=1円相当・換金/譲渡不可)が付与されます。記録の指紋は毎日ブロックチェーンに刻印され、後から書き換えられることはありません。


